今朝、お洗濯したばかりの 銀河のTシャツが春の風にたなびくのを見ていたら、止めどなく涙が溢れてきました。
それは『生きていてくれて、ありがとう!』の涙です。
21日火曜日の夜、いつもの様に私達が夕飯を食べている間、私のイスの後ろに置いた長座布団の上で、銀河・ジンジャー・コナンは並んで眠っていました。
午後9時を少し過ぎた頃です。
「ご馳走様でした!」と手を合わた後、後ろで眠る仔供達を振り返ってみると、何かを訴えるような銀河と目が合いました。
なんだろうと思ってよ~く見ると、銀河の顔の下に、ヨダレが数滴落ちているのが見えました。
その瞬間「お父さん、銀河もうすぐ吐くから、タオル用意してください!」と、私は大声を上げていました。
その時は「ゲッゲッ」と苦しそうなわけでもなく、 ただヨダレが落ちていただけなのですが。
急いで夕飯のあと片付けを済ませ、主人にはすぐにお風呂に入ってもらいました。
しっかり銀河の様子を見ていてくれるよう主人に頼み、私も大急ぎでお風呂に入りました。
私がお風呂の引き戸を開けて出てくるのを待っていたかのように、突然、銀河が「ゲッゲッ」と始めました。
しかし、苦しそうなだけで、銀河の口からは何も出て来ません。
そして2~3分するとまた、「ゲッゲッ」と繰り返します。
3度目に、小さな異変に気づきました。
それは「ゲッゲッ」と吐こうとする度に、銀河のお腹が少しずつ膨らんでいること。
その頃、時計の針は夜の10時40分を指していました。
急いで主人にかかりつけの病院に電話をしてもらったのですが、聞こえてきたのは悲しい留守番メッセージの声。
すぐに電話帳を広げ、主人には「近所の動物病院に片っ端から電話をかけて!」とお願いしました。
重い気持ちでかけた6軒目、留守番電話の機械音ではない「ハイ・・・」という女性の声が聞こえた瞬間、私は出かける準備を始めました。
灯りをつけて待っていて下さった先生に、手短に状況を伝えました。
すると銀河のお腹に手を当てた瞬間、「胃捻転です。かなり、危険な状態です!」
「このままでは、間もなく意識がなくなり、朝までは(命が)持たないでしょう!」
「今すぐ、手術をするしかありません!!」と、先生から言われました。
そうこうしている間にも、銀河の瞼は閉じて行き、意識が遠退いているのが分かりました。
手術用機材の滅菌処理が終わるまで待つ猶予など、もうありませんでした。
私達が大丈夫なら、手術に立ち会っても構わないと先生は言ってくださいました。
手術の間、銀河の体に掛けられたブルーの手術用シーツの胸のあたりの力強い上下運動が止まない事と、一瞬たりとも止まることのない先生の手元を、じっと見守っていました。
手術が終わったのは22日水曜日の朝、1時半を過ぎた頃でした。
手術台を挟んで先生と話をしていると、ゆっくりと銀河が目を覚ましました。
しかし、腹膜炎や急変の心配もあるので、そのまま朝まで入院することになりました。
22日の朝9時、かかりつけの病院に寄って昨夜からの事情を説明し、過去に銀河に使用して合わなかった抗生剤の名前を確認してもらい、銀河が待つ病院へ急ぎました。
その直後にかかりつけ病院の先生が、銀河のことでこちらの先生に電話を入れてくださったことを、あとで聞きました。
私は、今回のことでつくづく思いました。
それは信頼できるかかりつけの病院を持つことの大切さは勿論ですが、それ以外にも緊急時に対応してくれる病院を予め探しておくことの重要性です。
大型犬と暮らす私達が知っておくべきことは、他にもたくさんあると思います。
それでもこのブログを読んでくださったみなさんには、ぜひ、ご自身で『胃捻転』について検索していただきたいと思います。
銀河に背を向けて食事をしていた私には、その瞬間の様子は分かりませんが、たぶん寝返りというか姿勢を変えた一瞬の出来事だったと思います。
今こうしてパソコンに向かっている私の横には、いつも通り何も変わらない様子でお昼寝をする銀河・ジンジャー・コナンの姿があります。
ただ一つ、銀河のTシャツの内側に隠れている、天国の入り口を覗いた証拠を除けば 。
いつも通り何も変わらないこと=とても幸せなこと
今の私は、そんな当たり前のことを改めて実感しています。
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