いちご算

4年くらい前の秋だったと思います。

甘くて大粒の苺が出来るという苗を、プランターに植えました。

でも、今までに期待通りの大きな実が沢山出来たことなど一度もないんです。

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最初の春が過ぎた後、苺の苗を植えていたプランターを他の花の寄せ植えに使いたいと思いました。

それで苺の苗には、とりあえず庭の端に置いていた、ハーフサイズのリンゴの木箱に入ってもらうことにしました。

その後、その木箱の置き場所にも困り、またしてもとりあえずということで、木箱ごと畑の端っこに追いやられてしまったのでした。

そんな雑な扱いをしていたのですから、ますます甘くて大きな実が沢山採れる可能性など無くなりますよね。

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去年の春のことです。

久しぶりにまじまじと木箱を見ていると、真っ赤に熟した実が1つ、あと一歩で食べ頃を迎える実が1つついているではありませんか!

早速、真っ赤な実を摘み取りました。

この時も、お得意のエコヒイキです。

「ぎ~ん、ちょっとおいで!」…と呼んだだけでは聞こえないので、手招きをして呼び寄せました。

そして、摘んだばかりの赤い実を、女の仔達には内緒で、銀河の口に放り込んだのでした。

これは、銀河と私だけの秘密です。

それから数日後の朝。

もう、そろそろ食べ頃かな?って、もう1つの苺の実に手を添えてみました。

・・・が、なんと表から見える面だけを残し、後ろ側は見事に虫に食べられていたのでした。

残念!

結局、このシーズンの収穫はたったの1コで、過去最悪の年となりました。

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秋の初めにはリンゴの木箱の劣化が進み、持ち上げることも出来なくなっていました。

それでも、暑い夏の間キウイ棚の下の、半日蔭の場所で過ごしたことが良かったのでしょうか?

朽ちた木箱の中は勿論、木枠の外にまで、たくさんのランナーが伸びていました。

そしてそのランナーは、畑の土にしっかりと根をはっていたのでした。

そしてそれを見つけた時に、私は銀河と約束をしたのでした。

「甘くて大きいあ~かい苺、お母さん、今度こそいっぱい作るからね。」・・・と。

そして壊れた木箱の中から上手く分けることができたランナーを、しばらく使ってなかったハンギングの小さい植木鉢等に植えたのでした。

1株の苺の苗は、1個の丸い植木鉢と12個のハンギングにと増えました。

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秋が深まるとハンギングの苺の苗は葉が枯れて落ち、生きているのか枯れてしまったのかさえも、わからなくなりました。

そんな日々が続く中、クリスマスを目前にして、銀河が息を引き取ってしまいました。

私達の約束など無かったかのように・・・。

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年が明け、春の暖かい日差しが戻ってくると、苺の苗に新しい葉っぱが出てきました。

桜の花が終わった頃からは、白くて可愛い花も次々咲きました。

そして昨日の朝、今シーズン初めて、苺を2つ収穫しました。

今までにない程、大粒です。

勿論、銀河には真っ先にお供えしました。

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庭で私がキッチンンバサミを使って丁寧に収穫している間、隣でじっと見ていた娘がいました。

私が1歩下がったその時、一瞬の出来ごとでした。

収穫した実の隣の、まだ青白い、でも大きい実が2つ消えました。

まったくもう、油断も隙もあったもんじゃない!

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(ほら、悪そうな顔してるでしょ?)
その後すぐに、誰かさんの口が届かないように、ハンギングの場所を移動させたことは言うまでもありません。

夜、2粒の苺を二人と2頭で分け合って頂きました。

たぶん、私が今までに育てた中で、一番美味しい苺です。

それなのになかなかゴックンすることが出来なくて、妙にしょっぱい苺になってしまいました。

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スーパーなどの店先に並んでいる、ハウス栽培の苺はそろそろ終盤なのかな?

でも、私のハンギングには、まだまだ青白い苺の実が沢山ぶら下がっています。

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最後の1コまで、ぜ~んぶ真っ赤に熟してくれるかなぁ?

今年こそ、虫達に先を越されないようちゃんと見張りをして、銀河の分までしっかり堪能しようと思っています。

今、それぞれの鉢から3~4本のランナーが伸びています。

ネズミ算程ではないにしろ、苺の繁殖力も凄いなって思います。

恐るべし、いちご算!・・・ですね。

秋になってこのランナーを1つずつ植えかえたとしたら、いったい苺の苗は全部で何株になるんだろう?

次の春には、そのそれぞれの苗にまた沢山の実が出来て・・・。

こういうのを、“獲らぬ狸の皮残余”って言うんですよね。

あぁでも、我が家にはこれ以上鉢を吊るす場所がないので、これ以上株を増やすつもりはないのですが。

それもまた、ちょっと残念?

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季節はまた変わるのに♪♪

大型連休3日目、鬼怒白沢公園の横の桜づつみへ、八重桜を見に行ったときの写真です。

10日程前にはほとんど開いてなかった蕾が、見事に開花していました。

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親バカなのはわかってますよ。

でも、ジンジャーもナンシーも、とても良い顔をしていると思いませんか?

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それで今さら載せるのはどうかなって思いましたが、せっかくなので見て頂こうと思いまして・・・。

でもね、いつも帰宅後にパソコンの大きな画面で写真を見て、「あら?」って思う事があります。

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構図、変じゃないですか?

無意識のうちに、今でも誰かさんの場所を確保してしまうようで・・・。

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最近、私のパソコンはご機嫌斜めになることが多くて、ちょっとドキドキしています。

例えば、ブログを書いている最中に固まってしまい、強制終了以外私にはなすすべがなくなってしまうんです。

当然、その前に書いていた文章は全部消えてしまうわけで、それで何度気力を失ったことか・・・。

主人からも、「こうなるともう、大事なものだけでも、ちゃんとバックアップをとっておかないと心配だね。」と言われています。

私にとってパソコンの中にある物で一番大事な物と言えば、やはり仔供達の写真です。

それで大型連休の初日、USBメモリに写真のコピーを保存しようと思いました。

最初にコピーしたのは、銀河の写真でした。

普段、SDカードにしろUSBメモリにしろ、私は使用後に空っぽにしてフォーマットしてから保管しています。

だけど、なぜかファイルが1個だけ保存されたままでした。

何が入っているんだろうと思って開いてみると、音楽が流れてきました。

プリンセスプリンセスの、“M”でした。

cover曲集のコピーだったので、歌っているのは別のアーティストなんですが。

こんな不意打ち、ルール違反だと思いませんか?

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5月5日・子供の日の夕方。

今シーズン初めて、ナンシーの首にヒエヒエを巻きました。

これからやって来る夏が、娘達を困らせるほどの猛暑にならなきゃ良いのですが。

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子供の日

5月5日 こどもの日

ジンジャー&ナンシーを連れて、約半年ぶりに真岡市の井頭公園へ出掛けました。

1705059時過ぎに到着したのですが、この時点で駐車場はほぼ満車でした。

170505_2ジンジャー・ナンシーを車から降ろしていると、背中の後ろでは車から降ろしたゴロゴロに荷物を積み込んでいる家族連れが・・・。

170505_3そうです。

前回ここに来た時には、私も紫色のゴロゴロ・ドッペル号を引っ張って歩いたんです。

170505_7勿論、積んでいたのは荷物なんかじゃなく、大事な大事な銀河です。

ダメだぁ…思い出したらまた、ダム決壊だぁ・・・。

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まずはバラ・ボタン園をめざし、今が見頃の牡丹のお花見をしました。

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それから何時も通り、約3kmのサイクリングコースを1周歩きました。

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途中、不思議なことがありました。

170505_4私達を見た小さな女の子が、「ワンワンが3人!」って、すれ違いざまに大きな声で言ったんです。

170505_5すぐにお母さんが「ワンワンは2匹でしょ?」って訂正させようとしたのですが、女の子は言いなおしたりしませんでした。

170505_6きっと、この子には銀河の姿が見えていたんですね。

暑さに弱い我が家の娘達。

ナンシーはともかく、ジンジャーも、もうそういう年齢になったってことなのでしょうね。

ほとんど木陰になっているこのコースでも、半分ほど歩くと、もうヘロヘロって感じです。

帰りには、毎年この時期恒例となっている、イチゴをいっぱい買って帰りました。

そして帰宅後一番に、銀河にお供えしました。

「銀ちゃん、お留守番ありがとねッ!」・・・いえいえ

「今日も一緒にいっぱい歩いたね!お疲れ様!」・・・なのかな?

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ナンシーのおパンツの具

銀河がいっぱい残していった、尿取りパットの在庫がそろそろ無くなります。

銀河が使っていたのは人間用の、オシッコ3回分と書いてある介護用尿取りパットです。

そのままでは長いのでハサミで半分に切り、切り口に医療用紙テープを貼って、マナーベルトの中に入れて使ってました。

ほぼ2袋まるまる残っていた物を、ナンシーが引き継いで使いました。

でも、ナンシーのおマタにはちょっとだけ幅が広過ぎました。

だから上手く当てないとゴワゴワともたついて、歩き辛くなるのでした。

極々たまにですが、主人がおパンツを履かせてくれることがあるんですけどね・・・。

そんな時でも文句を言わず、黄色いおパンツを履いたアヒルさんは、ロボットのように不自然に歩いて、寝室へと向かうのでした。

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そのパットの在庫もそろそろ底をつきます。

・・・という事で、もともとナンシーが使っていた尿取りパットを、インターネットで注文しました。

こちらは大人の介護用ではなく、赤ちゃん用です。

今回は大人買い?まとめ買い?です。

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だって、45枚入り1袋あたりのお値段が、近くのホームセンターと145円くらい違うんですよ。

暖かくなってきたからなのか、最近、ナンシーの尿漏れは頻度・量とも増しておりまして、それはすなわち、パットの消耗速度も上がってきたということなんです。

そんな事情もあって、出来る事なら1円でもお安くゲットしたい母。

時間はたっぷりあるので、日々、お買い得品を探し求めているのでした。

3ワンコから2ワンコになって、4ヶ月を過ぎました。

でも、未だに2ワンコ体制での、1日24時間の使い方がしっくりこないんです。

おかげで、無駄に暇な時間を過ごすことが増えました。

1日の中で銀河と向き合っていた時間が、それだけ長かったということだと思います。

いつまでも、こんなことで良いのかなぁ・・・。

「ぎ~ん、どう思う?」

あーれれっ?

今、もしかして、「お母さん、ずーっと先伸ばしにしてきたところ、そろそろお掃除したらどうですか?」って、お空の上から聞こえませんでした?

「銀ちゃ~ん!それは内緒だから、大きな声で言わないでぇ~!!」

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サクラ・サクラ

遅ればせながら、この週末、桜のお花見に出かけました。

当然ですが、我が家の周りのソメイヨシノは、すっかり若葉の季節を迎えています。

それでドライブを兼て、日光の街中へ行ってきました。

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こちらでは今月末まで桜回遊のイベントが行われており、現在見頃を迎えているのは、山桜や枝垂れ桜でした。

中には樹齢300年を超えるような由緒ある老木もあり、民家の庭先から道路を覆い、さらに道を挟んだ隣家の庭先にまで伸びていたりして・・・。

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たかが桜、されど桜。

街を上げて、大切に保護されているんですね。

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翌日は家の近くの桜づつみへ、八重桜を見に行きました。

しかし、こちらはまだ咲き始めたばかりでした。

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満開の見頃まで、あと数日かかりそうです。

大型連休に入ったら、もう一度行ってみようと思います。

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実はジンジャー・ナンシーを連れてお出かけするのは、銀河を亡くして以来初めてのことでした。

銀河のお墓参り・おやつの買い出しには連れて行きましたけど、どちらもトイレ休憩以外、車から降りてゆっくり歩いたりしてないので。

お花見に出かけた時には、普段の朝のお散歩と同じようにナンシーは主人と、ジンジャーは私と歩きました。

ジンジャーはとても興奮しやすい性格で、パピーの頃からずっと、いつものお散歩コース以外の場所ではやたらと引っ張るんです。

リードがピーンと張ってもお構いなしで、自由気ままにクンクン。

何度注意しても、ひたすら我が道を行きたがります。

そんなこともあり、つくづく・しみじみ想いました。

確かに、立たせたり方向転換をさせる時は、結構重かった。

だけど、いつも私のぴったり左隣を歩いてくれた銀河・・・。

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今朝、注文していたお米が届きました。

玄米で30kgです。

配達の人が玄関の上り框に置いてくれたのを、ついでに奥の部屋に運ぼうと思いました。

しかし、以前はこんな程度のものなら楽々“ヒョイ”と持ち上がったのに・・・ショックでした。

そういえば、前は肩が少し窮屈だったブラウスも、今は気にならなくなりました。

銀河が居なくなって4ヶ月、使わない筋肉・必要のない筋肉は、あっという間に落ちるんです。

銀河と歩いていた頃の私も、もうここには居ないんですね。

「ぎ~ん、お母さん、変わっちゃったのかなぁ?」

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